ネタバレを含みます。
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あらすじ
■『S〇X DRIVE』の世界
20XX年の日本――
成人済みの女性が稀に発症する原因不明の奇病『過剰(イクセス)フェロモン』。
発作が起きれば自分の意思とは関係なく体が男を誘ってしまうため、『過剰(イクセス)フェロモン』を発症した女性は社会から冷遇を受けていた。
他方、アングラ系イベントでの情報収集やハニートラップなどを請け負う会社『シノワズリ』には、そんな体質の女性を積極的に採用・保護し、色事関連の任務を専門とする特殊な諜報部隊が存在した。
あなたの『バディ』となるシノワズリの男性職員×『過剰(イクセス)フェロモン体質』のあなた。
≪抗えない性衝動≫をテーマに、隠密任務のスリル、特殊な環境下の恋愛を描く大人の女性向けシチュエーションCDです。
ストーリー
突然『過剰(イクセス)フェロモン』を発症したあなた。
勤めていた役所もクビになり、行き場を失ったあなたは『シノワズリ』の門を叩く。
そのままシノワズリに所属することになり、戸惑うあなた。
新人のあなたの教育係兼バディに任命されたのは、死んだ魚の目をした気だるい雰囲気のエージェント・貴瀬一粋。
実習では叱られ、口が悪く粗暴な一粋に委縮してしまうあなただが、任務に出れば、フェロモンを制御できず他の男に襲われるなどの危険の中で、頼れるのはやっぱり彼だけで……
手練れなお兄さんヒーロー×天然うぶヒロインの、刺激的でピュアな恋物語。
『言っとくけど、慣れるまでやめないから』
『実習の時とは比べ物にならないほどエッチな顔してる……俺のこと好きなの?』
『……否定しろよ。やめてやれなくなるだろ』
※公式より
コミカライズ版
サンプル試聴
本編 感想
バディものですよ。ジャケ写もとても好みのイラストで期待値爆上がり。
シチュエーションも妄想が捗りますわ!スパイもの、ハニトラどれも好み。
タイトルコールからダルそうにしてるから、あーーーー好き。
出会って早々ヒロインに対してベテランヴィーナ鉄板ジョーク(勤務中に発作発症からの男を誘惑して大乱交会場になったら目も当てられないなー)なんて言うけど、傷ついて泣いちゃうヒロイン。ここでそれを言ってバカウケすると思ったんか?デリカシーなさ男でちょっとおもろい。※ヴィーナ:過剰(イクセス)フェロモンを発症した女性の総称。
ヒロインが泣いて狼狽える一粋。土門さんの狼狽える演技好きなんですよね。間というか、あの絶妙な感じ。わかってほしい。
その後、組織「シノワズリ」を案内。一粋が紹介してたピアスのヴィーナは同シリーズのヒロインかなと。飲み仲間なのね。
突然の「過剰(イクセス)フェロモン」を発症して間もないヒロインに対して「お前のその体質は、お前の罪でも罰でもない。ただの個性だ」ちゃんとフォロー入れいるあたり、面倒見のいいお兄さんが出ちゃってますよ。はい、好き。
そんなヒロインとのやり取りがまーーーかわいい。微笑ましいね。出会って間もない先輩を下の名前で呼ぶなんて、意外とヒロインも度胸あるのか、天然なのか…
そんな初心な反応を見せるヒロインに対し、男性に免疫がないことを察する一粋。
特別特訓が入ります。
ここでも二人の掛け合いのテンポが良くてね…ラブシーン前なのにギャグもちょこちょこ。その中でもヒロインのことを気遣い「キスくらいは好きな男としたいよな」それをサラッと言う一粋、出来る男は違う。
ヒロインに指導するも怖がられてしまい、下心がないことを示すため、一粋がEDである事を告白。この仕事の影響で興奮しなくなったから、安心しろと。
安心できるわけないやろー! 男女が個室に入ったらやる事と言えば…
初心なヒロイン、照れ隠しでつねるし、暴れるし。気が狂ったセイウチ、精神に異常をきたしそうなレベルの下手さと聞いたことないワードでディスる、一粋さん。 そのチョイスなんなのw
イライラし始めるのと同時に、ヒロインが処女と判明。
ここからやっと本領発揮する一粋。長かった…
ヒロインを優しくイかせて、どんどん声が甘く、可愛い可愛い言ってくれる一粋お兄さん。好きになっちゃうよこんなの!!!好き!!!あまあまでねっとりと囁く土門さんを堪能タイム
口移しで抑制剤を飲ませた際に、指導前に口にはキスしないと自分で言っていたにも関わらずうっかり破っちゃう一粋お兄さん、そういうとこだぞ!!!許す!!!
続いて、後半戦。
一粋からの通信でスタート。ヒロインはターゲットに対し情報を得るため潜入中。
ちょいちょい一粋が気にかけてくれるから、なんだか初めてのおつかいを見ているようで…過保護で可愛い。
潜入中も褒めて伸ばしてくれる、イイネ!!ヒロインのドレス姿が可愛いからって、下心バリバリですぞ。一粋さん、素直じゃないなぁ。
気を取り直して、ターゲットと接触。そのタイミングで発作の予兆に事に気付く一粋。息が上がりふらつくヒロインに対し、一旦引くように指示するも、このまま任務を進めようとする。
そのままターゲットの部屋に入り、キスをされ続ける。ここはひたすらモブからのリップ音。かなり生々しく、土門さんだと嫌悪感ないのに、これは生理的にきついぞと思うレベル。待機しながら通信をしていた一粋は我慢ならず、突入すると宣言。その時、機転を利かせたヒロインがターゲットに一緒に風呂に入ると提案。上手く切り抜け、目的を遂行し一粋のもとへ。
「おかえり」 この破壊力、土門さんのやわからい声がめちゃめちゃ刺さった…
愛のあるお説教タイム。無茶をするヒロインに対して自分を大切にしろと。発作も強く表れ限界寸前のヒロイン。慌てて抑制剤を飲ませようとするも、ターゲットの部屋に抑制剤を落としたことに気付く。安定のやらかしだけど、ヒロイン可愛いから許す。まだ新人だから焦る気持ちもあるんだろうなと。多分そこも見抜いていると思う。
ターゲットの部屋に戻るわけにもいかず、応援を呼ぶのもリスクが高いためこのままやり過ごすしかないが子供をあやすようにヒロインに語り掛ける一粋。ヒロインも抑えが効かず、イクセスフェロモンの副作用を告げる。
「発作中のヴィーナは恋愛感情をもっている相手に対して特に強く発情するって聞いたことがあんだけど…、これはどういうことだろなぁ?」
「俺の事好きなの?」
これだけ目をかけてもらって可愛い可愛い言ってくれたら落ちないわけないじゃん!!!好きになっちゃうよ!!!
だんまりを決め込むヒロインに対し、やめられなくなると自身に言い聞かせるように呟く一粋。もうだんまりの時点でね…。お互いはよ認めてくれ、すっきりするから。
ここから、ラブシーンはいります。
ヴィーナの唾液には催淫効果があり、相手がそのヴィーナに惚れているほど劇薬になるそうで。もう、両想い決まりやん…
一粋さん、EDと告白していましたが、発作がでているヒロインに当てられて臨戦態勢な一粋お兄さん。ここからは土門さんお決まりのちょい意地悪なお兄さんが降臨。
ばっちり激しいシーン、最高です。
激しい行為中にドアをノックする音が、ターゲットがヒロインを探しに来たよう。マジでビビった。親フラじゃん、こんなの。こんなとこで、寿命減らしたくない。
さらっとターゲットをあしらい、ヒロインと再開。行為中にヒロインが「一粋さんが好き」と告白。一粋もヒロインが一目見た瞬間にタイプとな。なんとなく途中から察しました。だって、お兄さんどんどん声が甘くなるもの…
ラストスパート、大しゅきホールド(死語?)しちゃうヒロイン。責任とるかぁと呟く一粋。にっこりですね。新婚旅行編はよ。一生一緒にいてくれや。
店舗特典
アニメイト限定版特典特典CD「アフターストーリー ~疑似ハニトラレッスン~」
あらすじ:あの一件を機に正式に付き合い始めたあなたと一粋。
今日は一粋の思いつきで、ハニートラップの練習をすることに。
あなたは一粋をターゲットである初対面の男性に見立て、誘惑を試みるが
経験の少ないあなたは「キスしたい」という一粋の言葉につい発情しかけてしまい、
ホテルに連れ込まれ、そのままお風呂の中で……
≪貴瀬一粋 ver.≫本編後の“いつもと違う彼に身も心もトロトロにされるエピソード”
一粋がめちゃめちゃ口説いてきます。えぇ、土門さんの本領発揮ですよ。
ヒロインが直球で二人きりになりたいと。直球過ぎてこらえ切れずに笑っちゃうのがまたかわいい一粋お兄さん。
ごろにゃんーーー!!! 一粋さんだから??ごろにゃんってなっちゃうの?聞き方がめちゃめちゃ嬉しそうで浮かれてて可愛い。練習どこ行った?
主導権の握り方をどうするかヒロインに教えるけどまあ、握らせるわけないよね、ええ、そうですとも。なんやかんやで強引に話を進めて一緒にお風呂へ。
お風呂でもヒロインをお湯がたまるまで攻めたり…
一粋さんをおくちで攻めるけど、実況してる一粋兄さんが一番かわいいぞ。我慢する土門さんの演技がドツボ過ぎるから、どんどん我慢させたい。いいぞもっとやれ。
お顔にかけちゃってちょっと嬉しそうな一粋。男のロマンなんですかね。
満足した後はリップ音の嵐 キスマークたっぷり付けちゃう。
最後はお風呂。ハニートラップをお互いで練習するのは最初から、無理があったと言う一粋。そらそーよ、お互い好きすぎるもの…
とにかくヒロインを甘く口説きながら、軽い言葉責めしつつ、最後はぞっこんなので、ラブラブでもう幸せしかないですね。一粋浮かれすぎちゃう。ところで、練習どこ行った?(2回目)
ステラワース連動特典「アフターストーリー ~フェロモンコントロールのススメ~」
あらすじ:あの一件を機に正式に付き合い始めたあなたと一粋は、二人揃ってのオフの日に、あなたの家でおうちデートをすることに。
ベッドに腰掛けて映画を観て……まったりした時間を過ごしていたが、もっとイチャイチャしたいのに全然そういう雰囲気を出さないあなたに、一粋の不満が爆発! あなたはそのままベッドに押し倒されて、自分でフェロモンを操る特訓(?)をすることに……!?
《貴瀬一粋 ver.》本編後の“ある日の甘々な日常エピソード”
ムラムラ一粋でてますねー。イチャイチャしたくてたまらない一粋がめっちゃソワソワしてます。鈍感ヒロインの天然っぷりが光ります。
我慢の限界を超えてイチャイチャ説教タイムスタート
いじめたい派な一粋お兄さん。クゥーーー性癖ありがとう。事細かに説明するあたり、好きなんだろうなって微笑ましくなっちゃう(シチュCDなんだから当たり前だけど)いや、本当に楽しそうにヒロインの身体を開発しちゃってる。
一粋の好きにされ、しおらしくなるヒロインにフェロモンをコントロールする特訓をしようと提案。進めると言うか、なんかそそのかしてる感がすごいけど。胡散臭いおじさん化しとるぞ。
薄々気付いていましたが、ひとりでさせるのね!!来ました!お待ちかねの羞恥プレイ!ありがとう!
フェロモン出させるために、一粋に指示をされながら、おな〇ーさせられるヒロイン。ええ、もう好き。途中で一粋もお手伝い。特訓ですよね?完全に楽しんでますね!!
フェロモン抑えられたら、ご褒美にいれてあげる。無茶苦茶言い張るやんこの人…抑え込もうと頑張るも本能に抗えず最後は泣き出してしまうヒロイン。
もう頑張れない? あぁーー120点万点!!!!! 「もう頑張れない?」の聞き方が甘すぎる。仕事で疲れた時にめっっちゃ聞きたい。ここだけで癒される。リピートしまくり決定。
フェロモン駄々洩れの興奮で頭ゆるくなる一粋お兄さんが癖過ぎる。IQ3になっちゃう。濁点つくの最高だし…もちろん理性飛ばしてる系も好きだけど、ついうっかり、一瞬だけ出ちゃう瞬間がたまらない。
特典2作は一粋がヒロインのこと大好き過ぎるのを見せつけられた感があります。幸せいっぱい胸いっぱい。ありがとう、貴瀬一粋。
総評
シチュエーションCD、ノベライズ版、コミカライズ版と複数あるためどれからでも良さそう。まあCDからいきましょうとおすすめしてもらい試聴。シチュCDの奥深さに、演技の上手さなどにズブズブと…各シリーズに出演している声優さんも冬ノ熊肉さん、テトラポット登さんでぼくの考えた最強の布陣状態。
土門さんの声質も気だるい部分とマッチしてて、初っ端から色気が駄々洩れ。主人公のことがほっとけない世話焼きお兄さんからの、気持ちを自覚した瞬間からちょっかいかけつつ、甘々に甘やかしてくれる恋人に大変身。そんな一粋のキャラクターをばっちり演じ切ってくれる土門さんにおひねりを…今後もCD買うからね…
全体的に収録時間も丁長すぎず短すぎず(本編約1時間、特典各20分程度)シチュエーション、ストーリーともに練られている作品。土門さん入門編にはばっちり。シチュCD初心者には最適だと思う。私もこれきっかけにシチュCDにハマったクチなので。えぇ、土門熱、おそるべし。
最後まで閲覧いただき、ありがとうございました。